セラピストのワタシが学習の凸凹に関心を持つわけ

柔道整復師(ほねつぎ)に限らず手技療法というのは筋・骨格を調整してさまざまな症状を和らげるのが仕事です。どんな症状かといえばやっぱり痛みとかしびれなどの運動器疾患と呼ばれるものでありましょう。

 

当然私の行っているクラニオセイクラルも痛みやしびれに有効です。

 

ただ、それだけではなく様々な症状に対応が可能であり、その中に「学習障害」があります。

 

クラニオセイクラルを普及させたアプレジャー医師はさまざまな学習障害の治験例を発表しておられます。実際読んでいて「ほんまかいな」と思うような症例だってあります。

 

ただ、仮に学習障害という診断名がついていなかったとしても(実際のところ本人も周りもそんなことを全然意識していなかったとしても)ずいぶんと今の子供たちの状況はアブナイことになっています。

 

たとえば今の子供がノートをとれない、というのはご存知ですか。長男が中学校の頃、ある授業では黒板に書くべきことを先生がプリントにしてくださり、それを見ながらクラス全員が授業を受けていました。家に帰ってそのプリントをノートに写してくるのが宿題だったそうです。

 

あるいは子供たちの姿勢の乱れ。ある程度の年数教壇に立っている方なら最近の生徒たちに椅子の上で膝を折り曲げ「体育座り」みたいな座り方をしている子が増えているのをご存じのはずです。そういう子は総じて成績もよろしくありません。

 

どうも(少なくとも一部では)身体のバランスの乱れと学習能力との間に相関関係がありそうなのですよ。

 

まあ、考えてみれば当然のことで身体のバランスをとるのがやっとの状況ではとても勉強どころではないでしょう。そういえば「疲れた」を連発する子もいてますよね。

 

私は長いこと受験産業で教壇に立っていました。ものすごく難しい学校を目指すのでなければ普通に勉強していればそこそこ成績は上がるものです。そのためのノウハウについてもかなりの自信を持っていました。ところがまじめに頑張っているにもかかわらず成績の伸びない子がやっぱり一学年に何人かは存在しました。

 

今にして思えば彼らにもバランスの崩れがあったのかも、と思います。

 

そんなわけで勉強を頑張っても成績の伸びない子に勉強の方法を伝えることとクラニオセイクラルのセッションを行うこととは私にとってはライフワークなのです。

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